ノーマCafeとは?
理事長 織田英嗣
2006年食道癌になり、食生活をはじめ「生き方」を180度変えたことで、がんになる以前より身体も心もはるかに健康に、「がんなって本当に良かった!」と思えるようになる。その経験を通して、「がんになっても明るく、楽しく、幸せに!」をスローガンに“がん患者会 めぐみの会”を立ち上げ、愛知県を中心に、自然に近い自分らしい生き方を実践するための、支え合い、学び合い、高めあう場を作る活動を始める。
2016年 ㈱三越での食品部マネージャー、めぐみ農場での就農経験をもとに、㈱モクモクファーム 元代表取締役 吉田修氏と共に、生きがい6次産業を提唱し、㈱吉田・織田合同地域創成研究所を設立して6次産業のコンサル事業を手掛ける。
NPO法人 ノーマカフェ理事長(2011年~)
東京オリンピック2020 聖火ランナーに選出(愛知県選出・犬山市を走行)
がん患者会 めぐみの会 代表 ホームページ http://www.meguminokai.net/
理事長の想い
1. 役割と生きがいの創出
人が孤独に苛まれた時に必要なことは自分の居場所を見つけること。
自分の居場所、それは「自分の役割のある場所」であり、人との繋がりを感じた時です。
そうだとすれば役割を見いだすには、人との縁を作っていくことが一番の近道となるとは言えないでしょうか。
「役割」とは、お金や時間には代えられない「生きる喜び」でもあり、それが「生きがいにつながる」ものです。
NPO法人ノーマカフェは、意欲さえあれば障害や自分の年齢、体や心の状態に合わせて誰でもが生きがいを求めて働ける場や仕組みを、農業と福祉をベースとした6次産業化を進めることで創出していきます。
2. 食の安全の提案と促進
健康な身体や心を作るのに、一番大切なのは食です。
人を良くすると書いて「食」という字になりますが、私たちの身体も精神も、何を食べたかによって強く影響されます。
そして人が普通に暮らしていくために最も大切なのは健康です。
しかしながら、昨今は機能性や価格、流通形態を優先するあまり、農薬や食品添加物を使った食べ物が増え、それに伴い身体や心の病になる人も増え続けているというのが現状ではないのでしょうか?
NPO法人ノーマカフェでは、自然との縁を大切にした自然なものを自然な形で食べるということを促進するとともに、無農薬野菜を生産する農家を増やし、人と環境にやさしい食の提案するために、カフェの営業、個人や飲食店、さらには学校給食で東郷近隣産の無農薬野菜をいつでも購入できる市場の開設を目指します。
3. 町のにぎわい感の創出
にぎわいとは、活気のあるさま。陽気なさま。賑やかなさま。
ハコありきではなく、先人達が築き上げてきた伝統や文化、豊な自然といったその地域らしい魅力を発見することで、何かを加えるだけではなく、その町がもつ魅力を活かすことで、そこに人が行きかい動くことで生まれる「にぎわいというエネルギー」を有効に活用した活力がある、持続可能な町づくりをしていくことが必要だと考えます。
NPO法人ノーマカフェは、農や地場産業、伝統などの地域資源をベースにして人が集まり楽しそうにしている場を作り、にぎわい感を創出することで、町民が友好を深めあう中で相互理解が生まれ、活力を生み出す原動力を培うとともに「癒し」「安らぎ」「ぬくもり」のあるまちづくりを目指します。